5402って何?と思われている方がほとんどでしょう。このバス、福岡県北九州市おもに若松区に路線を持つ北九州市営バスの亡骸なのです。その車両番号が「5402」昭和54年購入の車だそうです。とうの昔に廃車にされて、遠賀郡芦屋町芦屋競艇場付近の空き地に放置されていましたが、ついに撤去されたようです(情報提供/庵田 董様)。
私が北九州にいた頃よく乗っていたタイプの車で、とても思い入れがあります。公共機関としての仕事を全うし、変わり果 ててしまった無惨な姿を目の前に、また、同時に子供の頃大好きだった市営バスへの思いがふと蘇り、なんとも言えない気持ちになりました。今となっては古臭い形のバスですが、私にとっては今でもバスと言えば、この「5402」のような、やわらかな丸味をもった屋根、小さな方向幕、昇降式の窓といった形をイメージしてしまいます。
ちなみに当時の陸運局登録番号は「北九州22か・965」メーカーはシャーシが三菱、ボディは西工、型式はMP117Mという仕様だったそうです。
おまけで、当時の方向幕を作成しました。昔の記憶を元に作ったので誤りがあるかもしれませんが、今の方向幕とは違うシンプルな物で、こんな風だったというのが伝わればいいなと思い、遊びで作りました。順序は適当。gif重いです。
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